
「リフォームって、実際どれくらい日数がかかるの?」「工事中は家に住めるの?」「仕事や子どもの予定と両立できる?」――そんな不安や疑問を抱えていませんか。
工事期間はリフォームの内容や規模によって大きく異なり、事前に目安を知っておくことが失敗を防ぐカギになります。
この記事では、リフォーム工事の日数を種類別にわかりやすく解説します。
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リフォーム工事は何日かかる?
リフォーム工事にかかる日数は、工事内容や建物の状態、設備のグレード、職人の手配状況などによって大きく異なります。
また、解体後に下地の劣化や配管の不具合が見つかると、当初の予定より延びることもあります。
ここでは代表的なリフォーム内容ごとに、おおよその工事期間の目安と具体例を紹介します。
キッチン
キッチンリフォームは約2日~7日程度が目安です。
システムキッチンの交換のみであれば2~3日で完了することが多いですが、レイアウト変更を伴う場合は配管・電気工事が必要になるため5~7日ほどかかります。
例えば、I型キッチンから対面式キッチンへ変更する場合、床や壁の補修も含めて1週間前後見ておくと安心です。
トイレ
トイレの交換のみであれば半日~1日で完了するケースがほとんどです。
ただし、壁紙や床材の張り替えを同時に行う場合は1~2日程度かかります。
和式から洋式への変更では配管工事が必要となり、2~3日ほど見込まれます。
浴室
ユニットバスからユニットバスへの交換は3~5日程度が一般的です。
在来工法(タイル張り浴室)からユニットバスへ変更する場合は解体や下地補修が増えるため、5~7日程度かかることもあります。
冬場は乾燥時間の影響でやや長引く場合もあります。
洗面所
洗面台の交換のみなら半日~1日ほどで完了します。
内装の張り替えや収納の造作を含む場合は2~3日が目安です。
浴室リフォームと同時に行うケースも多く、その場合は全体日程に合わせて調整されます。
和室
畳の表替えは1日、新調は2~3日程度です。
和室から洋室へ変更する場合は床の下地工事や壁の変更が必要となり、4~7日程度かかります。
押し入れをクローゼットに変更する場合も追加で数日必要です。
玄関
玄関ドアの交換は1日で完了することが多いです。
玄関ホールの床や収納を含めたリフォームでは2~4日程度かかります。
断熱性能の高いドアへ変更する場合も、基本的には1日施工が可能です。
リビング
壁紙・床の張り替えのみであれば2~4日程度です。
間取り変更や壁の撤去を伴う場合は補強工事が発生し、1~2週間程度かかることもあります。
例えば、和室とリビングを一体化する場合は10日前後が目安です。
内装
家全体のクロス張り替えは広さにもよりますが5~10日程度です。
部分的な張り替えであれば1~2日で済みます。
床材変更も同時に行う場合はさらに日数が加算されます。
屋根
屋根の葺き替え工事は5~10日程度が目安です。
カバー工法(重ね葺き)の場合は3~7日程度とやや短くなります。
天候に大きく左右されるため、雨天が続くと延びる可能性があります。
外壁
外壁塗装は7~14日程度が一般的です。
足場設置、高圧洗浄、下塗り・中塗り・上塗り、乾燥期間を含みます。
外壁材の張り替えの場合は2~3週間程度かかることもあります。
外構・エクステリア
駐車場のコンクリート施工は3~5日程度ですが、乾燥養生期間も含めると約1週間必要です。
フェンス設置やウッドデッキ施工は1~3日程度が目安です。
大規模な庭全体のリフォームでは2~3週間以上かかることもあります。
収納
クローゼット設置や造作収納は1~3日程度です。
壁面収納など大規模な造作家具は3~5日程度かかります。
耐震性向上
耐震補強工事は内容によりますが、部分補強で3~7日程度、家全体の補強では2~4週間程度かかります。
壁の解体や基礎補強を伴う場合は工期が延びます。
戸建てのフルリフォーム
戸建て全体をリフォームする場合は1~3か月程度が目安です。
間取り変更、水回り総交換、外装改修を含むと2か月以上かかることも珍しくありません。
仮住まいが必要になるケースが多いです。
マンションのフルリフォーム
マンションの場合は1.5~2.5か月程度が目安です。
管理規約による工事時間の制限や資材搬入の制約があるため、戸建てよりやや長くなる傾向があります。
水回りの位置変更には配管制限もあるため、計画段階での確認が重要です。
このように、リフォーム工事の日数は内容によって大きく異なります。
余裕を持ったスケジュールを組み、事前に詳細な打ち合わせを行うことが、スムーズな工事につながります。
リフォームの工事期間が伸びる理由
「予定では1週間のはずだったのに、なぜか工事が終わらない…」そんなケースは決して珍しくありません。
リフォームは既存住宅を扱う工事だからこそ、予想外の出来事が起こりやすいものです。
工事期間が延びる背景には、実はいくつかの共通した原因があります。
事前に知っておくことで、無駄なストレスや追加費用を防ぐことも可能です。
では、具体的にどのような理由があるのでしょうか。
依頼内容を途中で変更する
リフォーム工事の途中で依頼内容を変更すると、工事期間が延びる大きな原因になります。
例えば、キッチン交換のみの予定だったにもかかわらず、「やはり壁付けから対面式に変更したい」「床材もグレードの高いものにしたい」といった要望を追加すると、設計の見直しや資材の再発注が必要になります。
特に設備機器は受注生産品も多く、納期が数週間かかることも珍しくありません。
また、すでに解体や下地工事が進んでいる場合は、やり直し作業が発生する可能性もあります。
例えば、コンセント位置を変更したいという要望が後から出た場合、壁を再度開口する必要があり、工程全体に影響します。
こうした変更は、工期の延長だけでなく追加費用にもつながります。
満足度の高いリフォームを実現するためには、着工前の打ち合わせでイメージを具体的に固め、優先順位を明確にしておくことが重要です。
事前準備を丁寧に行うことで、途中変更による工期延長を防ぎやすくなります。
繁忙期に依頼している
リフォーム工事は、依頼する時期によって工事期間が延びやすくなることがあります。
特に3月・9月前後の引っ越しシーズンや、年末前の駆け込み需要が増える時期は繁忙期にあたり、職人や資材の手配が通常よりも難しくなります。
例えば、外壁塗装や屋根工事は春や秋に人気が集中するため、着工までに数週間待つケースもあります。
また、繁忙期は複数の現場を並行して進めることが多く、天候不良や前の現場の遅れが次の工事に影響することもあります。
設備機器についても、人気商品は納期が通常より長くなる可能性があります。
こうした事情から、計画通りに工事が進まないリスクが高まります。
工期をできるだけ短く、スムーズに進めたい場合は、比較的依頼が落ち着く梅雨時期や真冬などの閑散期を狙うのも一つの方法です。
早めの相談と余裕を持ったスケジュール設定が、工期延長を防ぐポイントとなります。
構造体が劣化している
リフォーム工事では、解体して初めて建物内部の状態が分かることも多く、構造体の劣化が見つかると工期が延びる原因になります。
例えば、浴室を解体した際に土台や柱がシロアリ被害を受けていた、雨漏りによって梁(はり)が腐食していた、といったケースです。
このような場合、安全性を確保するために補強や交換工事を優先して行う必要があります。
当初は「ユニットバスの交換だけで4日間」の予定だったとしても、下地の腐食補修が必要になれば数日から1週間以上追加でかかることもあります。
特に築年数が20年以上経過している住宅では、目に見えない部分の劣化が進んでいる可能性が高く、想定外の補修工事が発生しやすくなります。
構造体の劣化を放置したまま仕上げ工事を進めることはできません。
そのため、リフォームでは「開けてみないと分からない」リスクがあることを理解し、ある程度の予備期間を見込んでおくことが大切です。
事前に住宅診断(ホームインスペクション)を行うことで、リスクを軽減できる場合もあります。
申請許可が下りない
リフォーム内容によっては、行政への申請や管理組合の承認が必要になる場合があります。
これらの許可がスムーズに下りないと、工事の着工自体が遅れ、結果として工期全体が延びてしまいます。
例えば、増築や大規模な間取り変更を行う場合は建築確認申請が必要になることがあり、書類の不備や設計内容の修正が発生すると再提出となり、数週間単位で遅れることもあります。
また、マンションでは管理規約に基づく工事申請が必要です。
床材の変更に防音基準が設けられていたり、水回りの移動に制限があったりするため、基準を満たしていないと承認されません。
申請から承認までに1か月程度かかるケースも珍しくありません。
さらに、景観地区や準防火地域など、地域の法規制によって使用できる外壁材や屋根材が制限される場合もあります。
こうした手続き関連の遅れを防ぐためには、事前に必要な申請の有無を確認し、余裕を持ったスケジュールで準備を進めることが重要です。
リフォーム工事は何日かかる?種類別に紹介!のまとめ
リフォーム工事の日数は、キッチンやトイレなどの部分工事なら数日、フルリフォームでは1~3か月が目安です。
ただし、途中の内容変更や繁忙期、構造体の劣化、申請手続きの遅れなどで延びることもあります。
事前の打ち合わせと余裕ある計画が、スムーズな工事のポイントです。



